民事系の勉強をやっていて思うのは、
当該場面や手続をイメージすることと、
その場合の法的構成を理論的に組み立てること
を頭の中で行なうことが求められていると思いました。
イメージするのは、判例を読むことで鍛えることができ、
理論は条文構造や判例理論を理解することで鍛えることができると思ってます。
今回の試験で、
私は当該具体的場面の当事者の立場に重きを置きすぎた結果、
理論的側面からの検討が不十分だったという致命傷を負いました。
理論的な分析は、択一知識があれば誰でもできる最低ライン。
ある意味得点をもらう上での「お皿」だと思います。
私はお皿でない、テーブルの上や、あるいは地べたに様々な料理を並べてしまったのかも。
料理をしないで素材をそのままお皿の上にのせた人に負けるのは当たり前か。
事実のあてはめも理論の上に成り立つもの。
理論の修得→判例にもとづくあてはめの訓練。
なのかなと思います。
今更?????とか自問自答しながらもなんとか頑張りますよ。