民法は本当に広大です。
ただ、広大なだけかというとそれだけではなくて、
とても底が深いんです。
同じ範囲でも、何回も勉強すると、
その分どんどん深まっていきます。
詐害行為取消権なんて、深すぎる!
内田判例集・債権総論の当該部分のまとめの巧妙さに頷き、
一時知的興奮でハァハァしましたよ。
商法演習が足りないと思い、弥永先生の「演習会社法」を買ってみたのですが、
解説がちょっとまどろっこしい。
問題についての多面的な考察は大変素晴らしいのですが、答案の筋がよく見えてきません。
設例も司法試験の練習には少し物足りないかなと思いました。
修習生の友人に以前薦めていただいた、石山先生の「新会社法論文演習」を注文しようかなと思います。
会社法は知識を入念に詰め込んだので、論文でいかに必要な事だけをコンパクトに書くかというのが専らの課題です。